「おっかなどうぶつえん」にやってきた3人の子どもたちが、園内の行く先々でおっかない動物に遭遇します。大きな池に十字に橋がかかっていて、一部は池の周りを囲むように道があります。おっかない動物に出会うたびに、子どもたちは元来た道をひき返したり、曲がり角を曲がって知らない道に行ってみたりを繰り返し、ついに出口にたどり着きます。
出口では、おっかな動物園の地図を描くように言われ、正しく描けるとヘリコプターで上空からおっかな動物園を見せてもらえます。
なかなかおもしろい構成で、空間認識力を育む絵本だと思いますが、こういった類の絵本はほとんど見たことがありません。
早期教育用の幼児向け右脳ドリルなどには抵抗がありますが、絵本だと大人も子どもも抵抗なく、3〜4歳のころ、繰り返し読みました。楽しい育脳絵本です。