ひよこちゃんが遊びに行き、いろんな動物と鳴き声をとりかえっこするお話。
ねずみさん、ぶたさん、かえるさん、・・・そしてカメ!
カメってなんて鳴くんだろう?!
ページをめくると・・・カメさんが一言「む」
これには参りました。家族みんなで大爆笑です。
この本、3歳の娘が一生懸命読んでいます。
まだ字が読めないので、「えーっと、ぶたさんはなんて言ってるんだっけ?」と一生懸命考えながら。
とりかえっこした声と、また新しい声をとりかえっこしなければいけないので、“さっきはなんの動物ととりかえっこしたんだっけ?”と思い出す作業が必要になるんです。
絵はひよこなのに鳴き声は違う・・・ちょっと頭を使うんです。
おとなは字が読めてしまうのでさらっと読んでしまいますが、字が読めない娘は必死で思い出しながら読んでいます。
そんな光景を見ているだけでも娘の成長を感じられて楽しいです。
第1回絵本にっぽん賞にかがやいたのもうなずける一冊です。