ひよこが出会う動物と鳴き声を交換していく話です。
よくある話だと思います。
でも、絶妙なのが、飽きが来ない程度に続く交換。
これまた交換した動物たちが2本足で歩き出しちゃうのも、クスっと
笑えるし、どう盛り上げてオチをつけるんだろうと思っていたら、
そう来たか! というものでした。
ほどほど加減がちょうどで、面白い本でした。
また、落書きのように番外編でひよこが卵から孵って、歩き出し...
という過程をページが進むごとに描いている、二俣英五郎さんの遊び心?
みたいなのが、更にポイントをあげていると思います。
聞き手が幼稚園児くらいが一番盛り上がるかも。