ひまなひよこが遊びに行って、出会ったお友達と「鳴き声」をとりかえっこするお話。
1978年刊行。
小さい子どもでも、わかる楽しい絵本。
大胆なひよこが、出会うお友達(たくさんいる)と、お互いの鳴き声を取り換えっこしていくのだが、普段の鳴き声とだいぶ違う声になって、びっくりするやら面白いやら。
ゴキゲンな展開がどんどん続く。
気軽に読める絵本。上等なユーモアをたっぷりもらって満足。
最後のオチも素敵だ。(詳しくは本書で、ぜひ体験して欲しい)
こうやって、大胆に、常識やこの世の仕組みを無視して、自分がやりたいことをどんどんやってしまうところが素敵。
後先考えて、尻込みしてしまう自分としては、天真爛漫で、行動力があり、勇気もあるヒヨコがまぶしい。
しかし、この本を読むといつも思うけど、この後、どうなったのだろう?
ページを閉じてからも楽しいなんて、スゴイ絵本だ。