表紙絵に、『おや、うさぎとかめさんだ。って、ことは〜…』と思いました。
前半、せっかちうさぎくんとのんびり(ゆっくりじっくり)かめくんのお定まりのパターン。
わかっていても、かめくんが気の毒です。
こんなに性格が違うのに、仲良しなのが面白いですね。
でも、ある日うさぎくんにかめくんが、本を読んであげると…。
本の魔法にうさぎくんもかかったのでしょうか。
うさぎくんの口から、つと出るセリフが、本好きな読者をみんなにんまりとさせる事でしょう。
絵が柔らかく優しいタッチです。
おはなしもほんわか、絵もほんわかで、素敵な一冊だと思いました。
『うさぎとかめ』のお話を知っているお子さんに読んであげてはいかがでしょうか。