「くまのコールテンくん」の作者、ドン・フリーマンさんの絵本です。
パステルで書いたようなやさしい色合いの絵がとても素敵です。
美術館に住むネズミのノーマン。
秘密の裏口(ネズミ専用♪)の門番のお仕事をしています。
そんなノーマンが、美術館で行われる彫刻コンテストのお知らせを目にして起こした行動とは・・?
途中でどきどきする展開、でもラストはとても心温まるお話。
優しい絵とあいまって、読後感はとても心地よいものでした。
さすが、ドン・フリーマンさんですね!
漢字も多く使われてところどころ振り仮名もないですし文章も長めですので、絵本の体裁ですが幼年童話に近いかもしれません。
少し大きめのお子さんにお勧めです。