初夢をおしょうさんに教えなかったばかりに、びっくり仰天するような展開に飲み込まれる小僧さん。川に流されたり、鬼が出てきたりと、どきどきさせられました。
でも、それと同時に、長谷川義史さんの描くかわいい表情の小僧さんたちに気持ちがほっこりさせられました。
とにかく、悲しい結末じゃなくてよかったです。初夢を決して教えなかったことが、見事な結果となったんですね。
読んでいて、すかっとした気持ちになれるので、朝のクラスの読み聞かせにぜひ!といいたいのですが、絵本の大きさが手のひらサイズというのが、残念なところ。もう少し大判の、遠目のきくサイズのものがあるといいですね。