哲学的な絵本でした。
先日もボランティアの仲間で、哲学的な物語を子どもたちに伝えるときは何歳くらいからがいいんだろう?と、話し合っていたのですが、
いくらイラストが子どもっぽくても、その内容を理解するのは意外と難しいものです。
お話会などで、より多くの子どもを対象とした時は、出来るだけ年齢の高い子どもたち小学校の高学年のお子さんくらいからお薦めします。
この「どうして?」も、表紙絵が印象的で、小さな赤いぬいぐるみを持っているアヒルがいるので、選ぶ大人は小さい子に与えてしまいそうですが、いわゆる「自分探し」の絵本なので、
子どもたちに読んであげるなら、小学校高学年くらいがいいかな?と、思いました。