「りすは、とても大事な存在なんだね。
だって、ヒッコリーの木の実を埋めて、
そのうちの忘れた実から、新しい木が育つんでしょ?」
絵本を読み終えて、娘が言った感想です。
今まで、こんなにしっかりした感想を述べるのは初めてだったので、
驚きと、嬉しさで、涙が出そうになりました。
子どもの何も考えない行動から、赤ちゃんりすの始末に困って、
子持ちのネコにやってしまいます。
赤ちゃんりすは、食べられてしまう?
でも、お母さんねこは、りすにおっぱいをあげていたのです。
小さな生き物が、厳しい自然の中で健気に生きる姿には、
学ぶべきことが多くあります。
実際には、見ることが出来ない彼らの生活を、
えほんというかたちで、子ども達に少しでも伝えられたらいいですよね。