森の動物たちが、大きくなったら何をしたいか話しています。おもちゃのロボット(かな)も、大きくなったらって、話します。
「でも」と、彼らは言います。大きくなった時、静かな森はあるかしら?きれいな海はあるかしら?
「ぼく」がおおきくなたら。と、人間の男の子は考えます。
大きな木にのぼること?大きなプリンを食べること?大きなたからもの見つけること?・・・ちがうちがう、そんなの君じゃなくてもできる。
男の子が出した答えは、彼らを守ること。みんなを守るために早く大きくなろう。と、この本は締めくくられています。
こんな気持ちの子供達がたくさんいて欲しい。
こういう子供達の未来の為に、今、私達、大人にできることをがんばってしたい。