初版が1989年とあるので、今から約20年も前の作品ということになります。それだけ長い間多くの人に愛されてきた絵本なんですね。
よく耳にする作品だし、自分でも今回読んでみて、絶対前に読んだことがある!はずなのに、多分、うちの子どもたちに読んだのはこれが初めてです。(どうしてだろう?)
うちの子どもたちはもう結構育ってしまっているので、主人公のケンの年ぐらいのとき(たぶん幼稚園くらい)に読んであげたかったです。
道に迷ったクマ先生が何度もケンの部屋を訪れて、その度に県ケンはちょっとずつ風邪の症状を直してもらって…。子どもたちにとったら夢の話ですよね〜。
昔話のように、クマ先生が同じ調子で3回やってくるところもストーリーにリズムがあって、読みやすかったです。