新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

みどりいろのつりがね」 ヒラP21さんの声

みどりいろのつりがね 作:オトフリート・プロイスラー
絵:ヘルベルト・ホルツィング
訳:武本 佳奈絵
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2023年11月17日
ISBN:9784769022855
評価スコア 4
評価ランキング 29,901
みんなの声 総数 2
  • この絵本のレビューを書く
  • 村人のために鳴り響く緑の鐘

    畑から掘りおこされた緑色の大きなつり鐘は、何かの象徴だったのでしょうか。
    鐘の音は村人たちを幸せな気持ちにさせたのです。

    でも、話の顛末には物足りなさを感じたしまいました。ごう慢な皇帝が取り上げようとしても、ピクリ共動かなかったつり鐘です。
    重量感と国に対する不屈の反感をあらわにしながら、鍛冶屋の手でその鐘は砕け散ってしまいました。
    緑色のつり鐘はもろくもあったのです。

    砕け散ったつり鐘は、小さな鐘となって村人たちがそれぞれに個人の幸せのために鳴り続けるのです。

    物語はそこで終わってしまいます。
    そこに不思議さを感じました。
    ごう慢な皇帝の国政は変わらないでしょう。
    村民は小さくなったレプリカのような鐘の音で満足して暮らすのでしょうか。

    ロシアを舞台にして描かれた物語が、2023年の11月というタイミングで出版されました。
    思い切り今のロシア国民の気持ちを連想してしまいました。
    国民たちは小さくなった緑の鐘で、幸せなのでしょうか。

    読み取り方はいろいろです。

    投稿日:2023/12/28

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「みどりいろのつりがね」のみんなの声を見る

「みどりいろのつりがね」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / もこ もこもこ / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(2人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット