正直、同じ文章が延々と続くし、単調なので子供には響いているように見えませんでした。
読んでいる方も、歌を知らなかったので一本調子になりがち。
でも、読み終わってしばらくしてこれは祈りの本なんだと感じました。
人はみんな変わってしまう。
子供時代はこのまま一生友達だと、あれほど強くお互いに思っていたのに今では連絡先すら知らない。
相手が生きているのか死んでいるのかもわからない。
ずっとずっと、このままでいてほしい、そんな祈りが繰り返し続くこの内容は、その刹那を端的に表しているようで大人の方が、ぎゃふんと来ます。