少年は時々浮いてしまうそうです。
この本の中には「浮く」ということがいろいろ紹介されているようです。
自分が空想の世界にいる時、現実の世界から離れてしまうのでしょう。
自分が友だちから浮いている時、疎外感や独立感の中にいるのでしょう。必要な時に交われると良いですね。
そしてなんだか気持ちが軽くて浮き浮きしている時、幸福感に包まれています。この気持ちは悲しいことがあると沈んでしまいます。
少年は、時々浮いていながら世界を見渡しています。
浮きすぎてどこかに行ってしまわないように、周りの世界としっかりつながってはいるようです。
浮いていることも時には必要かも知れません。