面白い話だという認識を持っていたのですが、この本を読んでみたら、まあ怖いこと、怖いこと!
なんといっても絵が怖いのなんの。前に別の挿絵で読んだ時は、頭に大きな口が現れるところなど、怖いながらもどことなくユーモラスな感じもあったのですが、この本は、「本当に見てはいけないもの見ちゃいました!」と、読んでいる方が逃げ出したくなるほどでした。
内容的には、欲張るとろくな目にあわないよという教訓や、菖蒲やヨモギが魔物から守ってくれるという宗教的、或いは自然の偉大さを示唆したところなどがあり、なかなか奥深いものがあります。
けれど、やっぱり本を閉じた瞬間の娘と私の感想は、「怖かった〜!」でした。
ちなみに次男は、「よくわからない内容だった」、長男は、途中からお絵かきしてました。