なんともストレートなお話なので、この絵本を前にたじろいでしまいました。
しかも絵本に描かれていることは実話であり、本当に作者の子が発した言葉をもとにしていると言うのです。
ダウン症で生まれた子が、自らを他の健常者とは違い、障害を持って生まれて来たことを認識し、そのことに苦しさを感じた時、親はどう応えるのでしょう。
なぜか何人もの障がい者と、その親御さんを知っているだけに、共に生きようとしている人たちがそこにいることを痛感しました。
子どもも親もしっかり向き合うことで親子なのです。
共生社会を考える時に、どんなシチュエーションもあてはまることではあります。
いちばん大切なのは、寄り添えることですね。