次女が図書館から借りてきました。「きらきら」という題名に惹かれたそうです。読んでみると、「てでおはなしできるんだよ」という手話に出合える絵本でした。
手話というと、むずかしく考えてしまったり、自分とは無縁?などと考えてしまいがちですが、この本は「両手をきらきらするだけで、たくさんつたえることができるよ」と、手で心を伝えるうれしい気持ちを、画面いっぱいのきれいな色の絵で教えてくれています。
「きらきら」といっても、蛍の光も、花火も、クリスマスツリーも、たからものも、手話ではそれぞれの「きらきら」で表現することができると教えてくれます。拍手も「きらきら」で、目の「きらきら」も、ハートの「きらきら」もありました。
子どもたちはまさしく目を「きらきら」させて、ページで紹介されている手話を見よう見まねでやってみています。読み終わってからも、表紙と裏表紙の見返しに描かれている指文字の五十音表をみながら、自分たちの名前やお友だちの名前を手で表す練習をしていました。その様子は、本当に楽しそう。
小さい子も自然と手話の世界に興味を持てるしくみになっています。