大晦日の絵本と考えた時、やっぱりこれ。これしか私の中にはなくて。
一年が終わろうとしています。
年越しが近づくと家いえではお正月を迎えるための準備がはじまります。
十二支それぞれが、お正月行事の準備を始めます。
新年を祝いお節料理を食べ年神さまから一年の力を授かるために。
川端誠さんの描く版画のイラストがお正月の準備のために働く動物たちをそれぞれとてもユーモラスに丁寧に鮮やかに厳かに描きます。
皆それぞれ似合った役割を持ち働く大晦日。
この絵本を読むたびに、心が洗われるような、背筋がシャンとするような空気がピーンと張るような気がするのは私だけでしょうか。
この絵本を読むたびに思います。こんなお正月を迎えたい。
心洗われる新しい一年の始まりの日。それがお正月。
小さなお子さんにも、この新年を迎える尊さは感じられるのではないでしょうか。