もしも、昔の日本の殿様が「クリスマス」の本を外国の使者にもらったら・・・、といった奇想天外な発想から話は、すごい方向に進んでゆきます。
この殿様とクリスマスという無理やりな結びつきが、滅茶苦茶楽しいくて、一体どうなっちゃうのかと、ワクワクドキドキしてしまいます。
例えば、トナカイなんていない日本で、一体どうやってソリに乗って、殿様サンタが、空を飛ぶのか。この難題をこの殿様は、やってのけてしまうところがすごいし、またその方法が笑えるのです。
斬新なクリスマス絵本なので、いわゆるクリスマス絵本に飽きた人にとってもお薦めです。爆笑できます。私は、こういうの大好きです。