「せんせいって、ときどき うまだよ」「せんせいは かんごふさんだよ」「せんせいは おかあさんだよ」・・・先生には、いろんな顔があります。これは、先生だけでなく、お母さんでも、お父さんでも、そうですね。1人で何役もこなしたり、状況によっては、お客さんになったり、患者さんになったり、立場が変われば、親でもあり、子でもあり・・・。そんないろいろな「顔」を「せんせい」を通して、子どもたちが愉快に表現してくれています。長さんのユーモラスな絵が、ぴったりの1冊。子どもは子どもの目で、大人は大人の立場で楽しめる絵本だと思います。