「ひらけ、ごま」
このセリフ、私はなんとも頭に残って離れないのです。
多分、あこがれなんでしょう。このセリフで、ほらあなの岩をガラガラっと開けてみたいものです。
お話は、よくある欲張り男が罰を受けるところまでは、ふつうですが、そのあとの、盗賊とアリババ(正確にはめしつかいのマルジャーナ)の知恵比べが面白い。
マルジャーナの機転の利くところは、さすが!と目をみはってしまいます。
昔話もたくさんありますが、これほどはらはらどきどき、楽しめるお話は少ないでしょう。
子供もこのおはなしの面白さが気に入ったようです。