小学校の図書室での「お話し会」でこの本を読みました。
「ギリル、ギリル」や「コッチリポッチリ」、「チキチキチキチキ」などの擬音が、子供たちにはとても“そそられる”ようで、お話の序盤から、もう、くすくすと笑い声。
どんどん「チキチキ」が伝染していって、自転車をかついで走りだす人や、電車の中で走ってしまう人、飛行機の中でパタパタする人などでは、笑いの連続でした。
とても子供たちの反応が良くて楽しく読める1冊ですが、リズミカルな言葉の連続なので、テンポ良く読めるようになるまで、ちょっと練習したほうがいいかもしれませんね。
大人数の前で読むにも楽しいのですが、タイヤがついて走りだすコーヒーカップやゲタ、空飛ぶ食パン、走る雲…など、細かいところまでいろいろと絵が描きこまれているので、手にとってじっくりと見ながら読むのもオススメです。