せなけいこさんの絵に惹かれて読んでみました。
おねこさんはすぐに怒って、ぷーっと膨れます。
「買って?」と駄々をこねては、ぷーっと膨れ、ご飯は嫌だと言っては、ぷーっと膨れ。
イヤイヤ期の息子がそのままおねこさんになったようで、読んでいて笑ってしまいました。
最後は、おねこさんがぷーっと膨れすぎて、空に飛んでいってしまい、母さんねこは探していますという結末です。
飛んでいったまま戻ってこないというところが、ユーモアがあって、ちょっと怖いと思わせます。
まだ息子には読み聞かせしていませんが、どんな反応が返ってくるか楽しみな絵本です。