何でもいやだぷー!とふくれるねこ。
どんどん顔がふくらんで、風船みたいにとんでっちゃった!
せなけいこさんのこのシリーズはいつも衝撃的なラストですね。
「かあさんやねでよんでいる」っていう結末が悲しくて、
ちょっと親のフォローがいりそうです。
でも、そんなことはおかまいなしに、「ぷー!」という表現が面白いらしい息子。
一時期この絵本のまねをして、「いやだぷー!」というのが大流行でした。
「ふうせんねこみたいにとんでっちゃうよ」なんていっても「とんでかないぷー!」
しつけとして使うには逆に怖すぎるかもしれません。
それよりもむしろ、「ああみんな一緒なんだ」と親が安心できる本かもしれませんね。