最初手にした時、なんか見たことある絵だなと作者紹介をみると、0歳から読んで今でも大好きな「はりねずみかあさん」の作者で、それまで知りませんでしたが、ロシアを代表する画家のお一人。色も場面ごとに明暗がはっきり分かれているのですが、その美しい太陽は本当に一見の価値ありです。
冬の大地で動物たちは、春がくるのを待ちわびています。そして春がきて大喜びの動物たち、しかしふくろうは暗いところが好きなのでおもしろくありません。それで、太陽をかくしてしまいます。それを、見つけにいくのですがどうなるかな。と、わくわくしながら子どもは聞いていました。
独特のタッチで、冬の寒さを耐え忍ぶ動物や陽気に過ごす春の場面など、絵がいきいきと描かれていて読んだ後は心がぽっと温かくなります。