竹下さんの絵本は好きでわりと読んできたのですが、最近児童書の方も結構作品がることに気づいたので、時間のある時探して読んでいます。
初版が1989年だから割と古い作品ですね〜。
挿し絵は鈴木まもるさんです。
大きなドラマがあるわけではなく、ちょっと自立を試みたねこがお隣の男の子をジョシュにねこのレストランを開くお話です。
ねこの「すみれちゃん」と「ぼく」とのやり取り、レストランの具材の秘密など77ページという短い物語の中にテンポ良くまとめてあったので、読みやすかったです。
ただ、ちょっと展開が速すぎたのが残念でした。できたら、もう少しじっくり読みたかったです。
ちょっとした不思議なことや猫などの動物が好きなお子さんにはお薦めです。
字も大きく、挿絵も随所に描かれているので、文字が読める年齢のお子さんなら5,6歳くらいかでも楽しめると思います。