息子、3歳頃に手に入れましたが、すでに長いストーリーのものを好むようになっていた息子にはやや物足りなかったらしく…あまり出番は多くないのですが、時々思い出したみたいに読んでます。
サンタさんがプレゼントを届ける、という大枠の設定が理解できれば、可愛いイラストと相まって2歳から十分楽しめると思います。そして、窓から見えた家の様子でサンタさんが想像している住人と、実はページをめくると間違っていて、サンタさんはみんなに間違った贈り物をしてしまっている、という仕掛けのストーリーをちゃんと理解できるのは、4歳くらいでしょうか?
なので、シンプルながら長く楽しめる絵本のように思います。
ちなみに、妹が1歳になるかならないかの頃、この絵本を勝手に見つけてページをめくり、窓の穴空きの部分に嬉々として指をかけ、引きちぎるという事件がありました。1歳未満の赤ちゃんがいるご家庭では、ぜひ、しばらくこの絵本は手の届かないところに仕舞われることをお勧めします。