ノーマン・ロックウェルのイラスト画集であって、絵本ではありませんが、眺めているときわめて絵本的な要素の多い画集です。
それは、ノーマン・ロックウェルが雑誌の表紙のイラストを担当する中で、社会に向ける目、人間に向ける目、そしてユーモアと思いやりを忘れずにいるからでしょう。
眺めていると、どの絵もとても饒舌でユーモアたっぷりです。
絵本の紹介本の中で、見つけたのですがなるほどと思いました。
子どもに絵本の本読みをする大人にとって、気持ちの充電と息抜きを与えてくれる本だと思います。
ロックウェルの『ウィーリーはとくべつ』とセットでお薦めします。