ケータイやゲームの怖さ、絵本の素晴らしさを語った本です。
読んでいて心打つ内容が多くありました。
感じ方はそれぞれ違うと思います。
読み聞かせをしている絵本ナビのメンバーが、どんな感じ方をするのか、とても興味があります。
私個人の考えとしては、ケータイやゲームは、それ自体が悪いものではないと思います。
要は、使い方次第なんですよね。
絵本の読み聞かせも同じです。
本の中では読み聞かせのすごい力が10上げられています。
でも、ただ読んだだけで子供の心を育てるのかと言えば、少し違うと思います。
嫌がる子供に興味のないものを読み聞かせたって、逆効果ですよね。
絵本を楽しめる環境作りや、その子にあった絵本選び、読み方なども大切だと思います。
ケータイやゲーム、絵本にしても、大切なのはちゃんと子供を見ていることだと感じました。
この本では、大人が絵本を読むことの素晴らしさも語っています。
最近自分のためにも絵本を読んでいる自分としては、気が付かないうちに得ていた大切なものを改めて気付くことができました。
絵本は「心の故郷」という言葉が、深く胸に刻まれました。
また、絵本とは関係ないのですが、本の中で使われている写真がとても素敵です。
私自身も写真が好きで、子供だけでなく花や風景なども撮りますが、こんな写真が撮れたらなと思いました。
子供の自然な幸せの表情に、心が和みます。