現在、ゾロリシリーズ読破を目指す5歳の息子が、
ゾロリシリーズにはまるきっかけとなった本です。
4歳のとき、初めて児童書を一人で読み切ったのもこの本です。
隕石がぶつかり、地球が絶滅することになるという
たいへんショッキングな物語です。
ゾロリたちは、どうにか隕石の衝突を免れようと奮闘します。
そこはやはり原ゆたか先生。
ゾロリたちは、おならを爆発的な威力に変え、
隕石に向かって発射しようと画策するのです。
イシシとノシシを始め、おならの得意な仲間たちが集められます。
人々は恐怖のあまり、
自分にはこんな大役は向いていないのではないかと萎縮したり、
恋人に励まされたりと、
感動的な人間ドラマが展開されます。
まるで映画「アルマゲドン」のようです。
結果、おならの威力が強烈すぎて、地球が軌道をそれ、
隕石の衝突を免れるというオチ。
地球や宇宙についてよく知らない4歳の息子も、
この本をきっかけに、地球や宇宙を語るようになりました。