妹が好きだったこぐまのたろのシリ−ズ(全3冊)の3冊目です。今度はうさぎのな−ちゃんが主役です。
な−ちゃんのところへ、おばあちゃんからデ−ジ−の種が届きます。な−ちゃんは箱の中に種をまき、水をやり、たろに手伝ってもらって植え替えをし、家の前に花壇を作ります。
それは、本当にうっとりするくらい素敵で、山の動物たちが見に来るシ−ンは、こっちまで幸せな気分になれます。
それもそのはず、作者の本職は植物園勤務というのですから・・・。
今はブ−ムみたいなガ−デニングですが、実は昔から人々を楽しませてくれてたんですね?
このお話自体はすっかり忘れていたのですが、デ−ジ−の花を見ると妹の顔が浮かぶのは、この本のおかげだったのですね。絵本の不思議な力を感じました!