私にとっては、なんだか掴みどころがない絵本。
でも、娘は気に入っていました。
森の中の空き地の使い道を巡って、動物たちが会議を開きます。
温泉とか、山よりも高いものを作るとか、海にするとか、さまざまな意見が出て、そのたびに動物たちは「いいねぇ、それ」と言っては想像してうっとり。
いろいろと想像してはすっかりそのつもりになるって、確かに子どものときはよくしてたかなぁ。
この絵本にあまり共感を覚えないのは、つまらない大人になってしまったということでしょうか。
手書き風の文字とそれを縁取るような草の絵はとても素敵でした。