息子が2〜3歳頃、『ノンタン ぶらんこのせて』から始まり、結構、ノンタンに
はまり、シリーズで本を持っていました。その中で親の私が困ったのは、この絵本
でした。
息子は昼のオムツが取れるのはものすごく早かったのですが、夜がどうしても
なかなかとれず、親の私はイライラのしっぱなしでした。
でも、この絵本では、楽しそうにおねしょしちゃうんです。まさに、おねしょ肯定派
の絵本で、読むと息子にとっては、仲間がいるものだから嬉しそう...
よく、表紙をあけてすぐのページのノンタンが寝る前なのに、コップ1杯の水
なんか飲んじゃっているから、その絵を見るたびに、
「ノンタン、飲んじゃっていいの?」
と言うと、息子がゲラゲラ笑っていたのを覚えています。
ウチで集めたノンタンの絵本は殆どが中古のものをオークションで入手したので、
カバーがついていませんでした。ところが先日、フェアをやっていたので、
久し振りに立ち読みしたら、カバーのところに、作者:キヨノさんのまた子供への
優しいまなざしが書かれていて、その懐の深さに頭が下がりました。
おねしょしちゃったら、怒らず干してあげましょう! なんて、そ〜んな寛大さ、
私にはありませんでしたね(笑)
この絵本だけは、どちらかというとママへなのかなと改めて思いました。脱帽です。