いろんな乗り物が登場する「くまたくん」シリーズ。
くまたくんを置いてお買い物に出かけたお母さんを待っていられずに、くまたくんは三輪車に乗って家を出発してしまいます。
交通ルールなんて知らないくまたくん、堂々と車道を三輪車で・・・!!
この本に登場するトラックの運転手さんなどはちゃんと三輪車のくまたくんに気付いてくれているからいいようなものの、これがわが子だったら・・・と思うと、気が気じゃないシチュエーションです。
1979年初版の絵本ですから、物騒な現在とはきっと状況が違ったんでしょうね。
そんなのんびりした時代がちょっとうらやましくもありますが、やはり子どもが一人で三輪車で車道を走るようなことはさせちゃだめですよね〜。
最後は、パトカーのおまわりさんがくまたくんを無事保護、家に送り届けてくれて一安心。
この本を読んだ息子も、「くまたくん危ない!」「あー、良かったね」と一喜一憂、等身大のくまたくんに感情移入しているようです。
シリーズ他の本も楽しいので、あわせて読んでみることをお勧めします。