12歳のお兄ちゃん、8歳の娘ともに気に入ってくれた一冊です。
お話は、『全日本おべんとうマラソン』『ねこ 大災難』『特急おべんとう号』の三本立てになっています。
おなじみのお弁当のおかずや、ごはんのおかずが終始大活躍します。
特に『全日本おべんとうマラソン』はマラソンの実況中継という形で進んでいくのですが、「誰が勝つんだろう!?」と読んでいるこちらまで手に汗握ってしまいます。
関西弁のセリフがいい味出してますよー。
おかず達はちょっと一休みで出てこないのですが、個人的には第二話の『ねこ 大災難』に出てくる猫がなんだか憎めなくてお気に入りです。
すべてのページにカラフルな挿絵が入っているので、幼年童話というよりは、文章が長めの絵本という感じ?
漢字にもふりがながついているのでお子さん一人でも読めますし、お母さんが読んであげれば子供達の笑いがとれること間違いなしです(笑)