じいさん狸が、孫に語りかけるのに、とっても優しさが溢れています。
じいさん狸の孫に言った言葉に、じーんとして心が満たされました。
「おまえは、気がきく子ではない。
しかしそれでいいのだよ。
なにか一つをしっかり覚えて、役にたてればそれでよい。
やってみい。
一生懸命、やろうと思って
真面目にやれば、ものになる。」
とっても、勇気づけられて元気をもらったような気がします。
優しい思いやりのある言葉に、大人になっても決して忘れない、心の
支えになって永遠に残ると思います。
木の橋を渡る時に、暗くても落ちないようにと「提灯」に化けたじいさ
ん狸の優しさに感動しました。
人の為に役にたつのは気持ちのいいものです。
人びとが感謝している気持ちも通じてよかったです。
読んでいてもとっても優しくなれる絵本に感謝します。