このくだもののシリーズは、息子が2歳前後の頃気に入って、
6冊とも繰り返し繰り返し読みました。
当時、息子は果物は何でも好き。
そして、絵とストーリーが単純明快で、かわいらしい。
2〜3歳くらいの子にとてもわかりやすくできていていいなと思います。
一人暮らしの大きないちご。
大勢で暮らす小さないちご。
二人が出会って仲良くなるお話。
この絵本で私が好きなのは、大きないちごが、一人でも幸せそうなこと。
一人で遊ぶ楽しさもあるのに、
こども社会では、
無理して社会性を育みたいのか、
みんなで仲良く遊ぶことに重きが置かれすぎている気がします。
一人で遊ぶのも楽しいし、
みんなで遊ぶのも楽しい。
で、いいのにと思うのです。
息子は小さいころからブロック遊びが大好き。
熱中すると一人遊びの時間が長くなります。
よく保育園の先生から指摘されましたが、
それはそれでいいのにって思える絵本があまりなかった。
この本は、私が救われた絵本です。
息子は今は小1ですが、一人遊びも友達との遊びもどちらも大好きです。