私の職場には何人も医療的ケア児が通所してきます。
「医ケア」の利用者さんと呼んでいる重度障害の人たちです。
常に介助が必要で車椅子生活ですが、意思があり個性のある人たちです。
彼らにも何かやりたいことがあり、できることがあるのかも知れないと思いつつ読みました。
「先天性ミオパチー」というものを充分に理解できていないのですが、看護士がついていなければいけないという点では、知っている利用者さんと共通の方だと思います。
気象予報士になりたいという夢を持ち、そのために自宅に天窓を作ったという、親の温かさに心打たれました。
やりたいこと、出来ることに向かっていけることが、生きる意欲にも繋がるのでしょう。
自分自身のモチベーションを後押ししてくれる絵本です。
障害を知らない人たちにも読んで欲しい絵本です。