ノンタンの本って、大人にはあまり評価が良くないのですが、子どもには絶大な人気ですよね。
我が家の子ども達も大好きでしたよ。そして一番「読んで」と持ってきたのがこの本です。
友達が何か持ってくまさんの家に行く度に、「なに もってるの?」「なに するの?」と聞くノンタンですが、相手にしてもらえません。そのシーンでは、子ども達も「かわいそうに」と言っているのですが、ノンタンがこっそり窓から覗こうとして、「ばあ!」「べえー!」「いーだっ!」とやられてしまうと、ノンタン派だったのも忘れて大笑い。
子どもって、こんな意地悪&おどかし言葉が大好きです。
でも、最後はみんながノンタンの誕生パーティーを内緒で計画していたんだということがわかって一安心。
テーブルいっぱいのクッキーはとても魅力的で、子ども達はいつも「どれがいい?」「車の!」なんて言い合って、自分もパーティーに参加しているかのように楽しんでしまうのです。
読み終わった直後に「もう一回」と声のかかる楽しい絵本です。