環境問題の本かと思ったら、流言飛語の類のお話でした。
かなり以前のこと、七月二十八日に五分間ほど地球上から空気がなくなってしまうという話が起こりました。
そんな話が今起こったらどうでしょう?空気がなくなるというような話でなく、地震だったりしたら?と思うと、その信憑性は高まりそれに備えて準備をし出すかもしれません。
読んでいてそんな話を信じるなんてバカバカしいと思ったものの、その渦中に置かれた人間の心理というものは、そんなに単純なものではないかもしれません。
その時に何を思うのか?そんなことで人間の本性や日頃の考え方などが垣間見えるのではないかと思いました。