初めて読んだのは、日本語版の「ふたりはともだち」のほう。まだ娘が3歳の頃でした。今日、娘が宿題で持ち帰ってきて、改めて読んだ原書は、日本語版とはまた違った感動がありました。娘が大きくなって、より一層物語を楽しめるようになったから、ということもあると思いますが、初めからすらすらとリズミカルに読めてしまうほど、本当に読みやすい英語で書かれていて、あっという間に最後まで読めてしまいます。この本が、英語で読んだ初めての「児童書」でしたが、娘に読む楽しさを教えてくれた1冊でした。
どれも楽しいお話ばかりですが、“Spring”では、Frogがカレンダーを5月までめくって、無理矢理Toadを起こしてしまうところや、“The Story”では、Frogに聞かせてあげるお話を思いつかないToadが、逆立ちしたり、壁にごんごんと頭をぶつけたりする場面が、特に娘のお気に入り。
“A Swim”で、水着姿をみんなに笑われちゃうToadも気の毒だけれど、やっぱり可笑しくて、いっしょに笑ってしまいます。
最後の“The letter”には、じーんときちゃいますね。ふたりは、本当に仲のいいともだちなんだなあ、って。娘も、Frogが書いた手紙に感動しながら、カタツムリさんが届けてくれるのを、幸せいっぱいの顔で待っていました。宿題の感想文(絵+感想)にもこの場面を選んだ娘。とってもうれしそうに笑っているふたりの絵でしたよ!