この「ながいながいへびのはなし」は、
あまりにも長すぎるヘビのお話です。
そのヘビが子供の頃は振り向きゃシッポが見えたのに…
いつの間にか長くなりすぎました。
どのくらい長いかというと、
頭が昼間にいる時にシッポは夜の世界にいたり、
正反対の季節にいたりするほどです。
そのヘビの頭を見た男の子がシッポを見る頃には、おじいさん!
アタマとシッポがそれぞれ擬人化されていて、
しばらく会っていないアタマとシッポが
急に恋しくなって、相手に会いに行きます。
急いで急いで走って会いに行って、ようやく会えて
「あたま!」「しっぽ!」「元気でよかった!」
という感動の再会シーンには
思わず笑いがこみ上げてきます♪
読み聞かせでは、絵本は単調に読んだほうが
イメージを聞き手の想像力に委ねることが出来て
好ましいと言われています。
でも、頭とシッポの感動シーンなど
思わず感情的に読んでしまいましたが
この絵本のこの場面に関して言えば、
聞き手のイメージに合っていて
良かったのではないかと考えています。
大切なのは、読み手自身が楽しむこと、
なのかなあ…と感じました♪