寒い冬の時期にもってこいの1冊ではないでしょうか?
この作品はあの有名な『白雪姫』の後日談のような物語で、今でいうところの番外編です。
主人公のこびとたちはあの白雪姫の友だちの『七人のこびと』たちのいとこにあたる三人のこびとたちです。(この設定がもう、面白いですよね?)
作者のエルンスト・クライドルフの絵は、
他の作品でもそうですが風景などの秒差が細かくて色彩も美しく、
1枚1枚のイラストとしても楽しめる作品になっています。
この絵本では、『白雪姫』の存在がとても不可思議なものとして描かれています。
読者はこびとたちと一緒にいたZUらしたり遊んだり、不思議で優しくてかわいらしい『白雪姫』について、あれこれ考えたりできます。