あの有名な大詩人、谷川俊太郎さん!と、手に取りました。絵はシンプルで、色遣いがはっきりして、主人公(?)の「まり」に何が起こっているのか分かりやすいです。肝心のお話の方は…「ころ、ころ、ころ」「かきーん」「ぱしっ」「かくん、かくん」「ぼこ、ぼこ、ぼこ」…えっ?これだけ?だったら谷川さんでなくても…なんて初めは思っていました。でも9か月の息子に読むと、大人しく聞きいっており、何度読んでも「ひゅーん」「ぱしっ」という所で笑います。赤ちゃんには、これらの音が心地良く、楽しいんですね。私の予想に反して息子が気に入りました。赤ちゃんのつぼにはまる本のようです。