子供の描く絵って最高ですよね。
感じたままが、形や色に表現されて、何かのコピーじゃ決してない。
「っぽい」魅力に溢れていて、誰も真似できんだろう、と思わされます。
この絵本に登場するラモンは、絵を描くのが大好きですが、
おにいちゃんの「ぜんぜん にてないじゃん!」の一言で、悩んじゃいます。
でもそんなラモンの絵のファンは実は近くにいて、
妹は壁いっぱいにラモンの絵を飾っていました。
自分らしい表現、感受性、自由・・・
そんなものの魅力を再確認できます。
子供の個性を伸ばすも潰すも、大人次第・・。
私自身、この絵本を読んでドキッとする一方、
最近娘の画風が荒井良二さんに似てきた・・、
大物かもしれないなどと、ニヤニヤしてしまう。