絵本サークルの読み聞かせ活動日に、男子学生がこの絵本を読んでくれました。へんてこりんなものが次々と現れて、笑いながら見入ってしまいました。
数年前に、谷川さんと中辻さんからこの絵本の製作過程などについてお話しを伺ったことを思い出し、同時に中辻さんは『もけらもけら』の構成に携わった方であることに気がつきました。
ここに出てくる夜の幼稚園は、お泊まり会の時の夜の幼稚園とは違っているはず。子どもたちも興味深く楽しむのではないかと思いました。また私はへんてこりんなものが増えていくたびにどれがどれだかわからなくなってしまいましたが、子どもたちはそんなことはなく覚えられるのでは…とも思いました。夜明けとともにいつもの幼稚園の姿に戻ることで安心して読み終えることが出来るのではないでしょうか。
リズミカルなテキストですから、読んであげる大人は絶対に下読みをしてから読んであげてほしいです。