怪談レストランシリーズ。
この本では「占い」にまつわる怖い話が収録されています。
占いというと、楽しいものからちょっと怖いものまであり、子供から大人まで夢中になるものです。
でもちょっとはまりすぎたり、変な方法を使ったりすると、後悔に繋がることもあります。
「水にうつった顔」は、占いで水に将来の夫が現れるというお話。
何となくオチがよめてくるのですが、ラストはそれを上回る怖さ。
ゾーッとしてしまいます。
「すごい手相」は、評判の占い師に素晴らしい手相だと言われ喜ぶ女の人のお話。
まさかのどんでん返しに、ただ唖然。
これはもう占い師さんに見てもらう勇気なくなりそうです。
中にはユーモアたっぷりの笑えるお話もあります。
怖い話も多いのですが、全体的に楽しいイラストが多いので、中和されている感じです。