くさをはむ…
ほとんどの子どもたちが『はむ』という言葉を初めて聞いたようで、不思議な顔をしながら、何度も『はむ』をつぶやいていました。
大草原で暮らすしまうまの一日が、実に明確に描かれています。その様子には、とてもゆったりとした気持ちにしてくれます。親子の関わりもなんて素敵なんでしょう。「く〜さ〜」の叫び声に、子どもたちも一緒になって「く〜さ〜」でした。一見、のんびりとした一日のようですが、弱肉強食の世界でもあるという一場面に、子どもたちの表情が怖ばりました。
癒されながらも、新しい発見ができる一冊です。