「てのひらむかしばなし」シリーズの1冊。
これはむかし話だそうですが、私は初めて出会ったお話でした。
ちょっと、「ジャックと豆の木」に似ていますが、雲の上で出会うのが「雷様ご一行」とは、この辺がすごく日本らしいと思いました。
そして「くわばら、くわばら」の語源が、雷様に関係あるとは、これを読むまでまったく知りませんでした。
飯野和好さんのイラストが、いい感じでした。特に雷神の娘たちの踊りまくっている姿は、笑えました。
あえて小さいサイズを意識して作られているむかし話シリーズですが、いいお話は、読み語りでも使いたいので、普通のA4サイズの絵本も作ってほしいな。と思うのは私だけでしょうか?