春、冬眠から目覚めたヒキガエルたちが池へ行ってみると、雨不足で池の水がほとんどありません。カエルたちが雨乞いの歌を大合唱したので、雨がたくさん降ってきて池の水は増えました。やがて主人公ケロタとリンリンの子供たち(オタマジャクシ)が卵からかえり、池で元気に泳ぎ回っているというお話です。
題名にある「おまつり」はカエルたちが池のある原っぱに集うという意味で使われています。
都会ではカエルの卵やオタマジャクシを見かけることも少ないので、小さい子はこの紙芝居でそういった知識を得ることもできると思いました。
ただ、私はカエルの大合唱は夏によく耳にしますが、このお話は春です。